日商簿記検定(2級・3級)について

日商簿記試験と、2級・3級についての情報をまとめています。

試験情報

主催
日本商工会議所
受験資格
制限なし
実施試験日
年3回 例年2月、6月、11月の日曜日
試験会場
全国の受験会場の中から選択
試験時間
2時間(2・3級共通)
科目・配点
3級 商業簿記(100点)2級 商業簿記(60点)、工業簿記(40点)
合格基準
100点満点中70点以上の得点で合格
(2級・3級共通)
申込方法
申込受付方法は、商工会議所によって異なります。試験日の約2ヶ月前には、受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。
申込期間
商工会議所ごとに異なるため、各商工会議所にお問い合わせください。
(およそ試験日前の2ヶ月前後)
合格発表
試験日の約1週間後を目途に商工会議所ごとに発表。
(合格発表の期日や方法等は申込手続きの際に要確認)
問合わせ先
最寄りの各商工会議所にお問い合わせください。
商工会議所の検定試験

各級の特徴

日商簿記は、1級から4級の4段階レベルに分けられています。中でも3級は、一定の基礎的なレベルのラインです。そして、より実務で発揮しやすい2級は、多数の企業において一つの合格目安として定めています。
日商簿記の2級・3級は、合格基準をクリアしていれば全員が合格となるため、確実に結果が得られる試験です。日商簿記は年齢や学歴等の受験資格はなく、どなたでも挑戦できる魅力的な資格です。

日商簿記2級

科目
  • 商業簿記
  • 工業簿記
受験レベル

経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められるレベルといえます。企業の財務担当者に必須とされており、高度な商業簿記・工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できることが求められます。商業高校等において修得を期待するレベルです。

受験者データ

日商簿記3級

科目
  • 商業簿記
受験レベル

ビジネス社会において必須となる基礎知識です。経理・財務担当以外でも、職種に問わず評価する企業が多いです。

基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務が求められます。

受験者データ