日商簿記検定(2級・3級)出題傾向

日商簿記3級試験では、「商業簿記」における仕訳、帳簿・勘定記入、試算表作成、伝票会計、精算表作成等が出題されます。

2級試験では、「商業簿記」の仕訳、帳簿関係、勘定記入、決算を伴う総合問題及び「工業簿記」の費目別・部門別の計算や勘定記入、各種原価計算が出題されます。

商工会議所の検定試験ウェブサイトでは、過去の試験問題において、共通して誤りの多かった事例などを公表しているため、試験対策しやすい参考資料も豊富です。

また、新しい会計基準等について学習し、いち早くビジネスにおけるコスト感覚を養うことができるでしょう。

出題例

日常的におこなわれている取引の「帳簿」がつけられることによって、財務諸表が読み取れる知識が養われます!

第1問

1台あたり¥200,000の事務用パソコンを3台購入し、代金は月末に支払うこととした。なお、引取運賃¥5,000は現金で支払った。

備品 ¥205,000
未払金 ¥200,000
現金 ¥5,000
第2問

マウンハーフ商店へ商品¥50,000を売り渡し、代金は月末に受け取ることとした。なお、当店負担の運賃¥1,000は現金で支払った。

売掛金 ¥50,000
売上 ¥50,000
発送費 ¥1,000
現金 ¥1,000