2018年7月5日secretariat 第27回 一般用医薬品と医療用医薬品、同じ成分でも使用目的は異なる?一般用医薬品が、薬局やドラッグストアなどで購入者自身が自分で選んで買えるのに対し、医療用医薬品とは、医師または歯科医師によって使用され、または、これらの者の処方箋もしくは指示によって使用されることを目的として供給されるも […]
2018年7月5日secretariat 第26回 多くの人の人生を狂わす覚醒剤はもともと「エフェドリン」!?残念ながら後を絶たない薬物乱用のニュース。日本では、特に「覚せい剤」による事件が多発し社会に影を落としています。 覚せい剤とは、主にアンフェタミン、メタンフェタミン、及びこれらの塩類を含むもので「覚せい剤取締法」で規制さ […]
2018年7月5日secretariat 第25回 薬害を引き起こしたサリドマイドの意外(?)な領域での復活サリドマイド製剤は、1950年代後半に催眠鎮静薬として発売され、妊婦のつわり予防やその鎮静作用などにより胃腸薬にも配合された薬でした。 しかし、副作用の血管新生を妨げる作用などから強い催奇性をあらわし、妊婦が摂取した場合 […]
2018年7月5日secretariat 第24回 頭痛にも漢方薬が効果あり?頭痛に悩む人は国内で約4000万人とも言われ、日常生活に支障をきたす主な要因の一つとなっています。 近年では、頭痛専門の診療科(頭痛外来など)も増え、片頭痛(偏頭痛)などの薬であるトリプタン製剤の開発など、治療の選択肢は […]
2018年7月5日secretariat 第23回 骨を丈夫にする治療は年一回の時代へ(?)医療の発達や少子化などによる、超高齢化社会の到来が日に日に現実となってきている日本。2025年には、国民の3割を超える割合を高齢者が占めるとも考えられており、いかに健康で文化的な生活を送れるか・・・は、今後の我が国の命題 […]
2018年7月4日secretariat 第22回 腎臓の働きと逆転の発想で生まれた糖尿病治療薬腎臓は、尿を生成する臓器であり、水分排泄やナトリウムなどの電解質排泄の調節、不要物質の除去、有用物質の保持など生命維持に重要な役割を果たしています。肝臓などと並び薬との関わりも密接で、腎機能が低下すると薬物の除去機能が低 […]
2018年7月3日secretariat 第21回 飲み薬じゃなくても胃痛・胸やけはあらわれる!?坐剤(坐薬:肛門から挿入する外用薬)は、医薬品の成分が直腸から血液中へ移行することで、同成分の内服薬(飲み薬)に比べて一般的に早く効果をあらわします。(薬剤の中には、制吐薬のドンペリドン製剤のように、内服薬の方が坐剤より […]
2018年7月2日secretariat 第20回 目薬をさした後に苦みを感じたら要注意かも!?目薬を処方された時、医師や薬剤師などから、「目薬をさした後に、しばらく目を閉じて目頭(正確には眼と鼻の間の部分)を軽く指で押さえるとより効果的ですよ」というような説明を受けた経験があるかもしれません。 目頭(鼻に近い端) […]
2018年7月2日secretariat 第19回 花粉症治療薬と胃薬、関わる体内物質はどちらもヒスタミン?植物の花粉がアレルゲンとなりくしゃみ、鼻みず、目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす花粉症。特に、冬から春にかけてのスギ花粉は多くの人の悩みの種となっています。 花粉症の主な治療としては、フェキソフェナジンやエピナス […]
2018年7月2日secretariat 第18回 止まらない咳の原因は胃酸だった!?「咳」というと、風邪(感冒)や肺炎など呼吸器の病気をイメージするかもしれませんが、咳止めを飲んでも続く咳の原因が実は「胃酸」であることも考えられます。 胃酸には強い酸である塩酸が主に含まれ、食べ物の消化や殺菌などに不可欠 […]